動力車使用

 田園都市線、こどもの国線ATC化により、ATS設備しか持たない3000系が日中本線走行出来なくなるまで3001+3499の編成は他社向け改造車の甲種回送車両授受時の動力車としても使用された。
 この際、3001と3499の間に車両をはさむ場合は制御引通線が無いので両方の車両に運転士が乗務し無線で連絡を取り合いながら運転を行っていた。
 右の写真は福島交通向け7000系車両の東横車輌電設特修場からの出場回送風景である。
 このころ田園都市・こどもの国線の信号保安方式は自動閉そく式であったが、6番線と7番線の間にはATC現示変更点標識が既に設置されており、ATC化が近いことがわかる。(たけぞう)

記録の中の東急デハ3499