2006/10/30
2006年10月、衝撃のニュースが入ってきた。
長らく東急車輛に保管されていたであろう5001号車が渋谷の街に現れた。事実のみをお伝えすれば、化粧直しが行われ台車・床下機器は無く、12mほどに車長を縮められハチ公隣に据え付けられた。使用目的は青少年育成施設のモニュメントであるとのこと。
さて、衝撃的である事は東急ファンや鉄道歴史家にとっての5001号車の価値であろう。はるか昔に現役引退をした車両に新たな「目的」を持たせる事は想定外であった。更に言えば復元保存の観点から違和感を覚えるのだ。しかし、別の見方をすれば、直に触れられる街に設置された事の評価も有って良かろう。
末永く状態の良いまま適切な場所に居てくれる事を希望してやまない。(こーちゃん)
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