ふつうじゃない列番

 降雪が激しくなり視界が確保できなくなってくると、東急線では優等列車の運転が取りやめられ全ての列車が各駅停車となる。この措置は西武鉄道で雪の日に追突事故が発生して以来、いっそう厳しく適用されるようになったような気がする。

 異常時ダイヤで急行列車の運転を取りやめても、ただ優等列車を間引いただけでは朝のラッシュに殺到する乗客をさばくことはできない。そのため朝ラッシュ時に大雪だった場合には、ふだん見られない運行番号を掲げた特発臨時列車が運転されることが多かった。


 雪のあがった渋谷駅に進入する9008Fによる35運行。当時は普通列車には01~25まで、臨時列車に70,80番台の運行番号が割り当てられており、35運行というのは珍しかった。 

大雪が降った 渋谷駅に進入する9008Fによる35運行  
  新丸子駅停車中の8008Fによる80運行  
  新丸子駅に進入する8017Fによる76運行  
  新丸子駅を発車する8594Fによる54運行  
  溝の口駅ですれ違う8610F 60運行と8634F ふつうじゃない運用
     


とうきゅうスペシャル ホームへ戻る