2003年3月19日、営団半蔵門線が押上まで全線開通した。 1978年渋谷ー青山一丁目間の開業から部分開通を繰り返しながらの全線開通となった。渋谷で東急田園都市線と相互直通運転が実施されており、今回の押上開通で東武伊勢崎線とも直通運転を実施することになった。 このサイトでは自称「東急ファン」を名乗っているので、東急側からの変化について見ることにしよう。全通前までは、田園都市線上りのほとんどが「水天宮前」だったのが、半蔵門線「押上」「清澄白河」はもちろん、東武線内に乗り入れにより「東武動物公園」そして「南栗橋」を表示するなど、いっきにバリエーションが増えた。 また、車両も新車と合わせて東武車も姿を見せるようになり、行き先ばかりではなく、車両もバリエーションに富んだ線になったものだ。 さて、東急ー営団ー東武 とくれば、すでに日比谷線を介して東武と繫がっているのだが、直通運転で東武車が東急線へ乗り入れることはなかった(日比谷線直通運転当初、東武車が碑文谷の引込み線まで回送されていた記憶があるのだが)東武車が東急線へ乗り入れる事が実現し、 40年のこの関係を思えば実に感慨無量だ。
とは言うものの、実際に乗車しなければ話しにならないので、21日に田園都市線を訪れることとした。地元が東横線なので、自由が丘で大井町線に乗り換え二子玉川駅を目指した。駅に到着すると、見慣れない車両が入線。東武30000系が現れた。違和感とともに、 感動にも似た驚きが沸いてきた。しばらくは新鮮な田園都市線になりそうだ。
また、今回の開通を記念してヘッドマークを付けた各社の車両が走った。それにしても、時間帯によっては東武30000系を多く見かけることができたが、営団08系や東急5000系もこの日はかなり見かけた。東急8500系や営団8000系など、見慣れていた分、陰が薄くなった気がするのは、私だけだろうか。
祝!半蔵門線全線開通 (こーちゃん)
2003/02/08 | ホームへ戻る | 2003/03/29 |