2017/02/11

一見して特異な印象のスノープロウ
東横線東白楽 5177F 2017/02/11

 昨年末に運用を開始した5177編成であるが、東横線では5176編成以来の8両編成での新造である。通常の増備ではなく2014年2月15日に発生した列車追突事故で廃車になった5155編成或いはY516編成の代替新造である模様。しかし、それでもまだ8両編成が1編成が必要なので、もう1編成製造される可能性もある。

 5177編成の特出すべき特徴は強化型排除器にスノープロウ設置であろう。この変更は後の新形式への先行試作的な意味なのか、編成を失ったきっかけとなった列車追突事故時に発生した雪付着による制動不良への再発防止策なのであろうか。また、車内は5000系6ドア車置き換え用4ドア車と同様のヘッドレスト付となり特異な編成となった。

 ところで、サスティナ車ではない理由は、5000系置き換え4ドア車や大井町線急行7両編成化で製造される予定の中間車が既存形式であるのと同様、新形式の設計を導入する時期ではない為と代替準備短縮での製造と判断したのではないかと思われる。(こーちゃん)

総合車輛製造では初のデザインが揃った8両編成である
東横線
東白楽
5177F
2017/02/11


まもなく使用開始される祐天寺の通過線を見ながら上り2番線に入選する5177F
東横線
祐天寺
5177F
2017/02/11

スノープロウ設置で今季の雪対策のデータが出るであろう
東横線
東白楽
5177F
2017/02/11


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